俳優の高杉真宙(たかすぎ まひろ)さんが仮面ライダー鎧武(ガイム)で
「仮面ライダー龍玄(りゅうげん)」を演じられたことについて、インタビューに答えていたので、まとめました!
高杉真宙が仮面ライダー鎧武で龍玄を演じた
高杉真宙が初めて仮面ライダー龍玄に変身したときの話
「初めて龍玄に変身した時はいかがでしたか? 」という質問に対して、
もちろんめっちゃうれしかったですけど、恥ずかしくて。
「変身!」って普段言わないじゃないですか(笑)
事前に部屋で練習もしたんですけど、
撮影では照れちゃって小さい声になってしまったみたいで、アクション監督さんに「もっと声出せ!」って怒られたり。
だそうです
確かによくよく考えてみると、「変身!」って大の大人が人前でやるのは恥ずかしいですよね笑
恥ずかしがってるとそれはそれで監督さんに怒られるという鬼畜さw
人生、時には思い切りも大事、ってやつですかね(‘ω’)
高杉真宙のお気に入りのアーマードライダーは?
「お気に入りのアーマードライダーは?」という質問に対しては、
龍玄です。斬月・真もカッコイイですけど、やっぱり龍玄ですね。大好きです。
だそうです。
やっぱり俳優さんって、演じるキャラには感情移入するんですかね?
ほんとに大好きみたいで、こんなこともいってます。
〔龍玄は〕途中から出なくなるので、それが寂しくて。でも、最後に龍玄に変身できそうです!
さらに、「龍玄のオススメポイント」を聞かれると、まさかの答えが笑
顔です(笑)。
アーマードライダーの中では一番昭和のライダーっぽくないですか?
目の形とか。口にあるヒゲっぽい感じとか結構好きなんですよ。中華系のデザインが龍玄一人っていうのもうれしくて。
顔!もしかしてヒゲフェチなのか??
確かに仮面ライダーって顔のデザインとか、ベルトとかがカッコいいですもんね
私は顔よりも変身ベルトの「シャキンシャキン!」みたいな感じが好きです(‘ω’)
『鎧武/ガイム』での撮影はどうだった?
『鎧武/ガイム』での撮影はの印象を聞かれると、
とにかく楽しかったっていう印象しかないです。演じていて楽しい、という感覚もありましたし。
なんというか、すごい集中してる時って自分が集中してるなっていうのが分かるんですよ。
別の感覚でもう一人の自分が自分を見てるような感じというか。
最近そういう事を実感できるようになって。それがすごく気持ち良かったです。
と答えられていました
高杉真宙さん、良い価値観持ってるなぁ。
これを聞くと、楽しく演じているからこそ、見ている人も楽しくなれるのかなぁ、なんて思えてきました。
いわゆるゾーンに入るくらいに集中して取り組める何かがあるっていうのも憧れちゃいますね!
私はブログを書くのを楽しんで、ゾーンに突入していきたいなって思いました(/・ω・)/
変身の演出の話
「変身時の演出」について聞かれると、
最初は「こんな風にしていいですか?」って聞いたりしてたんですけど、
(諸田)監督からは「自分で思った通りにやっていいよ。(演じるキャラクターのことは)役者が一番考えてるんだから」って。
そんな風に言ってもらえるとは思ってなかったのでうれしかったですね。
恥ずかしがっていた割には、「こんな風にしていいですか?」とかちゃんと聞くあたりやっぱプロですね!
そして監督の対応もプロ!って感じがします
そしてそう言ってもらえたことに対して嬉しく思えるのも、さりげなく高杉真宙さんの良い人柄が見えてきますね!
ミッチ(呉島光実)というキャラについての印象
まず、仮面ライダー鎧武で高杉真宙さんが演じられたのは、呉島光実(くれしまみつざね)というキャラなんですね。
この呉島光実(ミッチ)というキャラは、話が進むにつれてだんだんと悪いキャラに染まっていくキャラなんだそうです。
そこで、この悪キャラ化してくキャラに戸惑いはなかった?と質問されると、ものすごく熱く語られていました!
最初から、「徐々に悪くなるキャラクターだから」と言われてはいたんですね。
ここまでとは思っていませんでしたけど(笑)。だから、悪くなってからの落差が出るようにしたいなと思って、最初はわざと声を高くして弟分っぽい感じで、出来るだけかわいく見えるように演じたつもりです。
貴虎っていう実のお兄さんよりも紘汰さんを慕っていて、紘汰さんに可愛がられたいって思っているキャラクターなんだと。
で、悪くなってからは声を低くしたりだとか、とにかく前半とのギャップをつける演技をしたつもりです。
物語の展開が刺激的だから見せないっていうんじゃなくて、
どこがどうヒドいのか、どうしてダメなのか? そういう部分を親御さんがお子さんに教えながら見てほしいなって。それがミッチの役割なんじゃないかなと思って演じていました。
「黙ってろよ、クズ!」とか言葉遣いも悪いですし。そういうところから逃げないで(お子さんに)見せてあげてほしいなって。
子供から大人になる、っていうのが『鎧武/ガイム』の物語だと思っているので。
もうお宝の宝庫すぎるお言葉ですよね。
正直ここまで考えて演じられてるとは思っていませんでした……!
「落差を出す」という考えももちろんすごいなぁと思いましたが、
ミッチの役割・『鎧武/ガイム』の物語の本質をしっかりと哲学していて俳優の中の俳優だなと思いました。
視聴者の子供が親御さんと一緒に見ていることまで想像して、
なおかつその教育のことを考えながら演じている。
凄すぎます!
「子供から大人になる」
名言、いただきました!
まとめ
仮面ライダーの出演1つをとっても、いろんなことを考えているんだなぁ、
とひたすら感激してしまいました。
やはり、一般人が気づけないようなことにまで思考を巡らすのがプロたる所以(ゆえん)なのかなって感じました!
私もブログで思考を巡らせてそういう本当の深い意味でブログのプロになっていきたいですね!
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